岡山テミス法律事務所

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解決事例

別居後に面会交流を拒否する相手方に対し,面会交流調停を申し立てて,安定した面会交流を実現した事例

男性 30代 会社員(岡山県在住)
相手方 女性 30代 パート / 子供:2名 / 婚姻期間:5年以上10年未満
キーワード 調停 面会交流

事案と結果の概要

妻が急に子どもを連れて家を出た上,代理人を就けて離婚調停を申し立てられ,子どもとの面会も拒否されている男性が依頼者。依頼者は当初は親権を取得したいという希望だったが,別居前に主に子どもらを監護養育していたのは妻であったため,親権を取得することは諦め,安定した面会交流を獲得することを目標として受任。
 相手方は当初面会交流に消極的だったが,少しずつ面会の実績を積み上げていき,安定した面会交流を条件として調停離婚を成立させた。

 一般に,妻が子どもを連れて別居をした場合,夫が親権を取得することは極めて困難です。夫の立場からすると,勝ち目のない親権争いを続けても婚姻費用の負担を重くなるだけですので,それよりも充実した面会交流を獲得する方向にシフトした方が有意義なことが多いです。

婚姻後,すぐに離婚を求めてきた相手に,結婚の際に支出した費用の一部を支払わせた事例

男性 30代 会社員(岡山県在住)
相手方 女性 30代 パート / 子供:-名 / 婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード 解決金

事案と結果の概要

依頼者は,相手方と婚姻したものの,相手方が婚姻生活で無理難題を言い出してきて,婚姻から一か月もしないうちに別居。相手方から離婚を要求される。依頼者からは,せめて指輪代くらいは慰謝料として回収したい,弁護士費用を支払ったらほとんど手元に残らなくても構わないという要望を受けて受任。
 調停を申し立てて,相手方からある程度の解決金を回収する内容の調停離婚を成立させた。

 事案としては,訴訟で慰謝料を回収するのは難しい内容だったのですが,調停での話し合いで,調停委員が当方に共感してくれたため,ある程度の解決金を回収できることになりました。着手金を差し引きとそれほど依頼者の手元には残らなかったのですが,依頼者としては,自分の金銭的な損得はさておき,相手方が無傷で離婚をすることがどうしても納得いかないという考えだったので,相手方に解決金を支払わせて終わることに満足をしていただけました。

離婚を求めるモラハラ夫との間で,調停離婚を成立させた事例

女性 30代 会社員(岡山県在住)
相手方 男性 40代 会社員 / 子供:-名 / 婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード 婚姻費用 解決金

事案と結果の概要

依頼者は婚姻後に相手方からモラハラを受け,離婚を要求されるようになった。依頼者としては,相手方との関係修復は困難であると思ったものの,モラハラ被害を受けたうえに一方的な離婚要求をされることに納得がいかず,当事務所に依頼。
 そこで,別居後に相手方に婚姻費用分担調停を申し立て,離婚をすれば婚姻費用の支払い義務はなくなるが,離婚をしなければ相手方に婚姻費用の負担がかかり続けるという状況を作出。そのうえで,相手方から一定の解決金の支払いを受けることを条件に調停離婚を成立させた。

 証拠の少ないモラハラ案件は,真正面から慰謝料を獲得することは困難です。そんな場合でも,婚姻費用の分担請求をうまく使うことで,実質的な慰謝料の回収をすることが可能です。

近日中に海外赴任をしなければならない状況で,日本にいる間に早期の調停離婚を成立させた事例

男性 30代 会社員(京都府在住)
相手方 女性 30代 会社員 / 子供:2名 / 婚姻期間:5年以上10年未満
キーワード 解決金 調停離婚

事案と結果の概要

依頼者は海外赴任中に妻と不仲になり,妻のみ日本に帰国して実家に戻る。
 その後,相手方が代理人を就けて離婚や慰謝料の支払いを求めて,離婚訴訟を提起してきた。相手方の提訴後に依頼者が日本に帰国し,当事務所に依頼。
 相手方は離婚訴訟を提起してきたが,調停に戻して話し合いを行う。そこで,養育費や面会交流,ある程度の解決金の支払いなどの合意を取り付け,調停離婚を成立させた。

 当事者の一方が海外赴任を多いと,離婚の係争中または係争終了後も海外赴任となることがあります。今回の依頼者は,離婚係争中に新たな海外赴任が決まり,早期に紛争を解決する必要が生じました。そのため,双方が合意できる調停案を早急にまとめあげ,早期の調停成立となりました。

DV夫に対して離婚調停を申し立てたところ,即座に署名押印をした離婚届を返送してきた事例

女性 30代 会社員(岡山県在住)
男性 30代(会社役員) / 子供:1名 / 婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード DV 協議離婚

事案と結果の概要

依頼者は、夫から執拗なDV・モラルハラスメントを受けていたが、DV・モラハラの証拠は保管していなかった。依頼者は夫と別居して離婚を求めたものの、夫は離婚に応じないまま、別居状態が続いていた。その状態で当事務所に依頼。
 そこで受任通知を発送して代理人による交渉で協議離婚の成立を目指したが、相手方は一切話し合いに応じてこなかった。そこで、離婚調停を申し立てたところ、相手方は即座に署名押印のした離婚届を依頼者に送ってきた。
 依頼者は、金銭面よりも早期離婚の成立を最優先に考えたため、協議離婚届けを即座に提出して、離婚成立となった。

 本人同士の交渉では離婚に応じない相手でも、裁判所から調停の呼び出し状が来ると、慌てて協議離婚に応じてくるというケースもあります。DVの証拠が手元になり事件などでは、そのチャンスを逃さず、速やかに協議離婚を成立させることが大事です。

資力がそれほどない夫が不貞をした状況で,夫からは分割で,不貞相手からは一括で,慰謝料を回収した事例

女性 20代 会社員(岡山県在住)
相手方 男性 20代 (会社員) / 不貞相手 女性 20代 / 子供:1名 / 婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード 不貞 慰謝料 分割払い

事案と結果の概要

依頼者は、夫が不貞をしている証拠を掴んでいたが、夫はそれほど資力がなく、不貞相手の資力も不明であったため、どこまで慰謝料を回収できるのか微妙であった。そのような状態で、当事務所に依頼。
 そこで、夫と不貞相手に対して調停を申し立てたところ、不貞相手からは、自身の負担分について一括で支払うという回答があった。一方、夫は、一括で支払うことが困難であった。そのため、慰謝料を二分して、不貞相手からは一括で、元夫からは分割で、受領することとなった。

 不貞慰謝料の場合、相手方に資力がないと回収が難しいです。しかし、配偶者と不貞相手のどちらかに資力があれば、資力がある方から回収することが可能です。

同居期間がほとんどなく長期間別居しているにもかかわらず離婚を拒否されていた状況で,調停により離婚を成立させた事例

男性 30代 会社員(岡山県在住)
女性 20代 無職 / 子供:-名 / 婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード 長期間の別居 調停

事案と結果の概要

依頼者は妻と婚姻してから1年程度で、妻が家から出て行き、6年近く別居状態が続いていた。その間、依頼者は妻に生活費を払い続けた上で、依頼者は妻に、期限を区切って離婚に応じることを約束させた。ところが、約束の期限が来ても、妻は協議離婚を拒否し、離婚の話が進展しなくなった。そこで、依頼者は当事務所に依頼。
 事案として、同居期間が短く、別居期間は十分に長いので、最終的に訴訟まで持ち込めば、離婚が成立できると判断。それを踏まえて、調停を申し立てて、早期の離婚に応じるのであれば、離婚成立後も一定期間は生活費を支払う事を提示し、離婚を求めた。
 その結果、相手方は離婚に応じることとなり、訴訟で解決するよりもスピーディーに離婚が成立した。

 調停や交渉は、決裂したときにどうなるかというのを念頭において進める必要があります。本件では、別居期間が長期におよんでいたため、最終的に調停が不成立に終わっても訴訟で離婚を成立させることができるというと点が強みでした。相手方も、離婚が避けられないということを理解し、訴訟に移行する前に離婚に応じました。

不貞の現場を押さえて協議離婚及び慰謝料の交渉をした事案

女性 30代 会社員(岡山県在住)
相手方 30代 男性 会社員 / 不貞相手 30代女性 / 子供:3名 / 婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード 不貞 協議離婚 慰謝料

事案と結果の概要

依頼者は、夫が不貞をしていることに気付き、探偵に依頼をして、夫と不貞相手がどのようなペースで不貞に及んでいるかを把握するようになり、当事務所に依頼。
不貞の現場を押さえることが可能なようだったので、不貞の現場を押さえてその場で交渉を開始。
 不貞相手は速やかに慰謝料の支払いを認めたため、不貞相手との示談交渉は即日成立。夫は当初離婚自体を拒否したものの、数日後、離婚が避けられないものと観念し、協議離婚に応じるとともに、財産分与の手続きや養育費についての公正証書の作成に応じた。

 裁判で不貞の証拠を突きつけても、弁解を考える時間がかなり長期間あるので、なかなか相手方は素直に認めません。それが、現場を押さえるとなると、さすがにしらばっくれるのも難しくなります。いきなり調停や訴訟をするよりも、スピーディーな解決が出来ました。

本人による協議離婚後,モラハラ妻と交渉して住宅ローンの債務負担を外した事例

男性 30代 会社員(岡山県在住)
妻 30代 専門職 / 子供:1名 / 婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード モラルハラスメント 住宅ローン 交渉

事案と結果の概要

依頼者は、モラルハラスメントを行う妻となんとか協議離婚をしたものの、住宅ローンの債務者が自分になったまま、元妻が自宅に居住を続けるという状況になっていた。
 依頼者は、自身を住宅ローンの債務者から外すよう、それが不可能なら相手方が住宅ローンを支払い続けることの確約を取りたいと思っていたが、モラハラ加害者である元妻と交渉をすることが困難であったため、当事務所に依頼。
 当事務所が代理人として交渉を開始したところ、相手方も代理人弁護士を就けて、スムーズに交渉が進み、無事依頼者は住宅ローンの債務者から外れることとなった。

 当事者双方が求めることが一致していたとしても、DVやモラハラの被害があると、相手方と交渉することは心身への負担が大きく、非常に困難になります。そのような場合に、本人に代わって交渉をするということも、代理人弁護士にとって重要な役割です。

刑務所に収監されている元内縁の夫からの金銭要求に対し債務不存在確認訴訟を提示した事例

女性 40代 会社員(岡山県在住)
40代 男性 受刑者 / 子供:1名 / 婚姻期間:5年以上10年未満
キーワード DV 債務不存在確認訴訟 交渉

事案と結果の概要

 依頼者はDVを行う相手方と長らく内縁関係にあったが,相手方が刑事事件を起こして実刑判決を受けたことをきっかけに,内縁関係を解消した。ところが,相手方が収監中に第三者に財産を横領されたところ,相手方は依頼者が第三者と一緒に横領したと主張し,刑務所の中から依頼者に脅迫的な手紙を送り続けてきた。そのため,問題の解決のために,当事務所に依頼。
 まず,刑務所にいる相手方に対して,債務不存在確認訴訟を提起。これと並行して,刑務所にいる相手方にも面会にいき,事情を説明。もっとも,裁判所は刑務所に収監されていて十分な反論ができない相手方に対して債務不存在確認を認める判決を下すのに抵抗感を示し,判決を出すことを引き延ばしていた。
判決が出るのが長引く中,相手方が刑期満了による出所。そこで,代理人が相手方と直接交渉をして示談を成立させ,訴訟を取り下げることで,紛争が解決した。

 事案と結果の概要を書き起こしながら,改めて特殊な案件を処理しているなあと実感しました。このような事件で,「別にお金を払う必要はありませんよ。相手方のいうことなんか放っておけばいいです」と言われても,法律上はそうかもしれませんが不安を払拭できません。こういう不当要求的な事案も,弁護士が積極的に介入して白黒つけることで,紛争は解決します。

所在のわからない夫の不貞相手に対して,所在を突き止めた上で訴訟を提起して,慰謝料を回収した事例

女性 20代 事務職(岡山県在住)
不貞相手 女性 20代 美容師 / 子供:-名 / 婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード 不貞 慰謝料 訴訟

事案と結果の概要

当方の依頼者は,夫が婚姻後間もない時期に,昔の知り合いと不貞をしたことを発見した。夫は平謝りをしたので離婚には至らなかったが,依頼者が不貞相手と話をしたところ,しらばくれたり挑発的な対応を繰り返したりしたため,慰謝料を請求することを決意し当事務所に依頼。
 依頼者は,相手方の名前はわかっても正確な住所等がわからなかったので,SNSやブログ,携帯電話の番号から,相手方の職場や住所を突き止め,訴訟を提起し,ある程度の金額を慰謝料として回収した。

 最近では携帯電話やSNSが発達した結果,配偶者も正確な素性をわかっていない相手と不貞に及ぶということがあります。そういう場合でも,さまざまな方法により相手方の素性を,合法的に調査することが可能です。意外と使えるのはネット上の検索やSNSの検索。それ以外にも,携帯電話の番号等からも調査が可能です。

モラハラ妻との別居後に別の異性と関係を持った状況で、裁判上の和解により離婚を成立させた事例

男性 30代 会社員(岡山県在住)
妻 30代 パート / 子供:1名 / 婚姻期間:5年以上10年未満
キーワード モラルハラスメント 訴訟 有責配偶者

事案と結果の概要

当方の依頼者は,妻のモラルハラスメントに苦しみ,体調を崩していた。本人で離婚調停を申し立てたものの,なかなか話がまとまらず,調停が不成立となったところで当事務所に依頼。
 その一方で当方の依頼者は,別居後に別の女性と親しくなり,交際をしていた。そのため,相手方からは離婚と慰謝料請求の反訴を起こされた。訴訟を進めていったのち,別居直後の交際では不貞があるとなってしまったものの,解決金を無理のない方法で分割払いをするという形で,裁判上の和解による離婚が成立した。

 婚姻破綻後の関係であることを主張したのですが,別居期間が短いうちに交際を開始していることと,相手方のモラルハラスメントの証拠が不十分であったために,慰謝料を払わないわけにはいかないという結果になってしまいました。とはいえ,こちらの優先的な目標は離婚を成立させること。相手方から,断固離婚拒否とされると厳しかったですが,金銭的な解決をすることで,双方にとってプラスとなりました。

遠方の相手方との間で訴訟により離婚を成立させた事例

女性 30代(岡山県在住)
夫 30代 無職 / 子供:3名 / 婚姻期間:5年以上10年未満
キーワード DV 訴訟 親権

事案と結果の概要

当方の依頼者は子どもがいる状態で関西に居住する相手方と再婚をしたが,相手方は就労もせず,連れ子に虐待をしたりしていた。そんな中,依頼者は地元の岡山に戻って相手方と別居をしたが,相手方が岡山に押し掛けてきたりしたため当事務所に依頼。
 相手方は依頼者との間に生まれた実子の親権を主張して離婚を拒否したが,相手方の問題行動については十分に証拠があったので,調停,訴訟と粛々と進めていき,判決による離婚を獲得した。

 相手方の問題行動の証拠が十分にある場合には,相手方が離婚を拒否しても裁判官をたやすく説得できるので,粛々と裁判を進めていくことができます。相手方は弁護士にも依頼をせずに本人訴訟で対抗したのですが,当方の主張がほぼ認められる判決となりました。

こちらが暴力を振るった後,長らく別居していた状況で,裁判上の和解により離婚を成立させた事例

男性 30代 専門職 (徳島県在住)
妻 30代 パート / 子供:3名 / 婚姻期間:5年以上10年未満
キーワード DV 面会交流 訴訟 有責配偶者

事案と結果の概要

当方の依頼者は,相手方と同居しているとき,お互いに暴力を振るい合うような関係であったが,ある日依頼者が相手方に激しい暴力を振るったことがきっかけで別居となった。その後,長らく別居しているものの,相手方は離婚を拒否して,離婚が出来ないという宙ぶらりんな状態が続いていた。
 そこで,離婚調停と離婚訴訟を重ねると,相手方は依頼者が別の女性と一緒になろうとしているのではないか(実際には事実無根),離婚をしたら婚姻費用から養育費へと月々の支払いが減額されるだけではなく,依頼者が別の女性と結婚したり新しく子どもが生まれたりすると,さらに養育費が減額されるのではないかと不安になっていることがわかった。
 そのため,婚姻費用相当額の養育費を支払うこと及び依頼者が再婚をしたり再婚相手との間で子どもが生まれたりしても養育費を減額しないという条件のもと,裁判上の和解が成立した。

 婚姻関係が破綻した原因が自分にあったとしても,次の人生を歩むためには,双方の関係を何らかの形で進めていく必要があります。本件では,相手方にも弁護士が就いていたのですが,当初の相手方は,復縁するとは思えないにもかかわらず,ひたすら離婚を拒否するの一点張りでした。しかし,訴訟の最終段階の和解交渉の場で,ようやく相手方の真意がわかり,裁判上の和解による離婚を成立させることができました。

本人による協議離婚成立後,所在不明な不貞相手の所在を調査して慰謝料を請求し,交渉により速やかに慰謝料を回収した事例

男性 20代 会社員(岡山県在住)
元妻 20代 会社員 / 不貞相手 20代男性 会社員 / 子供:-名 / 婚姻期間:1年以上5年未満
キーワード 不貞 慰謝料 交渉

事案と結果の概要

依頼者は,妻の不貞が原因で協議離婚をしたが,慰謝料については何ら取り決めをしていなかった。また,不貞相手については名前と携帯電話の番号を把握していたものの,正確な所在を把握していなかった。その状態で,当事務所に依頼。
 そこで,携帯電話の番号から不貞相手の住所を調査し,不貞相手に対して内容証明郵便を送付。その後,交渉による速やかに慰謝料を回収した。

 最近では携帯電話やSNSが発達した結果,配偶者も正確な素性をわかっていない相手と不貞に及ぶということがあります。そういう場合でも,さまざまな方法により相手方の素性を,合法的に調査することが可能です。意外と使えるのはネット上の検索やSNSの検索。それ以外にも,携帯電話の番号等からも調査が可能です。

モラハラ妻に口で言い返せなくなって手を出してしまったものの、慰謝料請求を排斥した事例

男性 20代 会社員 (岡山県在住)
妻 20代 パート / 子供:2名 / 婚姻期間:5年未満
キーワード モラルハラスメント 女性によるDV 訴訟

事案と結果の概要

依頼者は妻から精神的DV(モラルハラスメント)を受けて来た男性。妻からの言葉の暴力に言い返せなくなり、手を出してしまったことがきっかけで別居。別居後も妻と交流を続けていたが、あるとき妻の機嫌を損ねたことがきっかけで妻から離婚と莫大な慰謝料を請求される。
依頼者が妻に手を出してしまったことは間違いなかった一方で、妻からのメールやLINEにより、妻は依頼者に全く畏怖していないこと、それどころか妻の方が依頼者に威圧的に接していることが立証され、妻からの慰謝料請求を棄却する形で裁判離婚が成立した。

依頼者は当事務所に相談に来る前に別の弁護士に相談したところ、男が手を出したのだから勝ち目はないと説明されたそうです。DVの本質は暴力そのものではなく、暴力を使ってパートナーを支配しようとするという点にあります。
双方の力関係を明らかにすることによって、裁判官に当事者の婚姻生活の実態を伝え、不当な慰謝料請求を排斥することが出来ました。

離婚条件として生後数か月に満たない子どもとの面会交流を求めるDV夫及びその両親に対して、面会を当分見送る合意と調停離婚を成立させた事例

女性 30代 (岡山市在住)
夫 30代 会社員 / 子供:1名 / 婚姻期間:5年未満
キーワード DV 調停 面会交流

事案と結果の概要

婚姻後、夫は依頼者に対して暴言等を繰り返していたので、依頼者は生後数か月にも満たない子どもを連れて別居。夫自身はそれほど子どもに固執していなかったが、夫の両親が子ども(夫の両親にとっては孫)の親権と離婚成立までの面会交流を強く主張。依頼者本人では離婚が進められなくなり、当事務所が受任した。
相手方にも代理人弁護士が就いたため、当方は離婚調停を、相手方は面会交流の調停をそれぞれ申し立てて、調停での話し合いが進む。その中で、相手方は離婚と親権については断念をする。
依頼者としては面会交流自体は反対していないが、面会交流に伴い相手方と接触することが不可能なこと、子どもが生後数か月なので依頼者から完全に離れた状態で面会交流を実施することが不可能であることを強く主張し、当分の間は写真を送る形で面会交流を代替するという形で、調停を成立させた。

DV被害を受けた人は、加害者と子どもの面会交流をすんなりと進めることが出来ません。
そして、子どもが生後間もない場合には、第三者を介しての面会交流を実施することも難しいです。
調停委員や裁判官は面会交流を実施するのが当然という立場をすぐに取るので、DVが絡む面会交流事件では、かなり粘り強く調停委員や裁判官を説得する必要があります。

DV夫に対して、NPO法人を通すことを条件として、面会交流の合意を成立させた事例

女性 30代 (岡山県在住)
夫 30代 会社員 / 子供:2名 / 婚姻期間:5年以上10年未満
キーワード DV 調停 面会交流

事案と結果の概要

婚姻後、夫は依頼者に対して身体的な暴力を繰り返していたので、依頼者は子どもを連れて別居。依頼者は当初自分自身で離婚調停を申し立てていたが、夫が親権や面会交流、金銭の要求を主張し、要求が通らなければ離婚をしないと主張していた。また、身体的な暴力については、写真や診断書といった直接的な証拠がなかった。
依頼者はDVの被害を受けており、夫と直接接触することが不可能であったため、面会交流もままならずなかなか調停が成立しなかったため、当事務所が受任した。
そして、たとえ最終的に裁判離婚が成立しなくとも絶対に復縁はないことを強く主張し、また、面会交流についても、依頼者と相手方が直接接触することが不可能であるので、簡単には実施できないと主張した。その一方で、依頼者と相手方が直接接触しなくとも面会交流が実施できるのであれば差支えはないという点も主張し、面会交流を支援するNPO法人を通すならば面会交流の実施は可能であると主張した。
相手方はNPO法人を通す面会交流に対して相当難色を示していたが、粘り強く調停を続けた結果、NPO法人を通した面会交流を実施することで、調停離婚を成立させることが出来た。

DV被害を受けた人は、加害者と子どもの面会交流をすんなりと進めることが出来ません。しかし、被害者によっては、自分が直接加害者と顔を会わせないで済むなら、面会交流を実施できるという場合もあります。そういうときに、面会交流を支援しているNPO法人を介在させることで、面会交流を実施することが出来るケースもあります。

不貞の現場を押さえて、その場で協議離婚や慰謝料を請求した事案

女性 20代 看護師(岡山市在住)
夫 20代 会社員  不貞相手女性 20代 / 子供:1名 / 婚姻期間:3年以上5年未満
キーワード 不貞行為 協議離婚 慰謝料

事案と結果の概要

依頼者は、夫が不貞をしている証拠を掴んだので、離婚をして慰謝料を回収したいと希望。夫の不貞の予定がある程度読めていたので、依頼者とともにラブホテルの前で待機し、出てきた夫と不貞相手を捕まえて、即時に離婚と慰謝料の交渉に着手。
依頼者が納得できる金額の慰謝料で、早期に協議離婚が成立し、養育費については公正証書も作成した。

夜中にラブホテルの前で張り込むという、ちょっと弁護士の仕事とは思えないようなことをしてみました。
しかし、言い逃れの出来ない現場を押さえて即座に交渉を畳み掛けたため、相手方は後ろめたさからなかなか言い訳ができず、非常に有利に交渉を進めることができました。

DV加害者である女性に対して離婚訴訟を提起して、訴訟上の和解により離婚を成立させた事例

男性 40代 会社員(岡山市在住)
妻 40代 パート / 子供:2名 / 婚姻期間:15年以上20年未満
キーワード モラルハラスメント 和解 女性によるDV

事案と結果の概要

依頼者は長年妻から精神的DV(モラルハラスメント)を受けて来た男性。なんとか今の生活から脱却したいという相談を受け、受任。最悪、離婚を成立させることが出来なくとも、絶対に復縁をしないという方針で着手する。
交渉や調停では相手方が離婚を拒否したので、離婚訴訟にまでもつれ込む。そんな中、依頼者についてきた子どもが依頼者へ協力する姿勢を見せたことで相手方も断念して、訴訟上の和解による離婚が成立した。

女性から男性へのDVは、男性から女性へのDVと比較すると一般的ではありませんが、全くないわけでもありません。
男性の場合、女性からDVを受けて苦しんでいるということをなかなか打ち明けることが出来ず、抱え込んでしまう方が多いです。
そんな方は、恥ずかしがらずに当事務所までご相談にお越しください。

本人が行った調停では離婚を拒否していたDV夫に離婚訴訟を提起したところ、即座に協議離婚が成立した事例

女性 30代 パート(岡山市在住)
夫 30代 会社員 / 子供:2名 / 婚姻期間:5年以上10年未満
キーワード DV 和解 離婚訴訟

事案と結果の概要

婚姻後、夫は依頼者に対して身体的な暴力を繰り返していたので、依頼者は子どもを連れて別居。依頼者は当初自分自身で離婚調停を申し立てたが、夫が離婚を拒否するため、調停は不成立になった。依頼者からは、金銭にはこだわらないので早期に離婚を成立させてほしいという希望の下、受任。
まずは交渉による協議離婚成立を試みてみたが、夫からは離婚を拒否される。そのため、即座に離婚訴訟を提起したところ、夫から急遽離婚に応じるとの連絡があったため、速やかに協議離婚を成立させ、離婚訴訟を取り下げた。

交渉や調停は話し合いですので、相手方がどうしても離婚を拒否すると言い張ってしまうと、離婚を成立させることはできません。
しかし、そんな頑固な相手でも、訴訟まで提起されると観念して、早期に離婚に応じてくれるということがあります。

DV夫と交渉で早期に協議離婚を成立させた事案

女性 20代 会社員(岡山市在住)
夫 20代 会社員 / 婚姻期間:3年未満
キーワード DV 協議離婚

事案と結果の概要

婚姻後もまもなくして夫は依頼者に言いがかり的な文句をつけたり、暴力を振るったりしてきたので、依頼者は別居。
慰謝料をある程度もらいたい一方で、可能な限り早期かつ穏便に解決をしたいということで受任。
幸いにして、相手方も慰謝料を支払うこと自体には応じてくれたので、主に金額の調整が交渉のメインになったが、早期に金額が折り合い、協議離婚が成立した。

証拠もそれなりにあったので、時間をかければ調停や訴訟でも解決が出来る事案でした。しかし、依頼者が可能な限り早期かつ穏便な解決をお求めでしたので、まずは交渉を行い、折り合わなければ調停、訴訟に移行していくという方針を取りました。
相手方との直接交渉を行うことを嫌がり、とりあえず調停を申し立てる弁護士が多いですが、弁護士が相手方と直接交渉をしてみれば早期に解決するということは少なくありません。

DV加害者の夫と交渉して、1か月で協議離婚を成立させた事例

女性 40代 看護師(岡山県在住)
夫 40代 会社員 / 子供:3名 / 婚姻期間:15年~20年
キーワード DV 交渉 協議離婚

事案と結果の概要

依頼者は、長期にわたる夫からのDVに耐えかね、子どもらを連れて別居することを決意した。しかし、依頼者が夫から逃げると、怒り狂った夫が依頼者の親族等のところに押し掛ける等して、依頼者を追いかけてくる危険があった。
相手方との交渉の窓口を弁護士にして、出来ることなら早期に離婚を成立させたいということで受任。
電話や面談での交渉を繰り返し、受任後1か月で協議離婚が成立し、その後1か月で養育費等に関する公正証書を作成。

また、婚姻関係の清算に伴い発生する費用の分担や、荷物の引取りについても細かく取り決めをし、引越しに際してはトラブルのないように代理人が立ち会った。

最初に受任通知を送って電話で交渉をしたときには、相手方は相当怒っており、協議離婚の成立は困難かとも思われました。しかし、直接会いに行って話し合いを重ねることで、態度が徐々に軟化していき、早期の協議離婚成立となりました。
また、直接交渉の協議離婚であるがゆえに、離婚調停や離婚訴訟では取り扱わないような、細々とした費用の清算や引越しの手伝いといった、きめ細やかな点についても処理をすることができました。

不貞を行った夫と不貞相手に対して調停を申し立てて解決した事例

夫 20代 公務員
不貞相手女性 20代 スナック勤務 / 子供:1名 / 婚姻期間:3年~5年
キーワード 不貞行為 調停

事案と結果の概要

婚姻後まもなくして急に、夫は依頼者に言いがかり的な文句を言うことが多くなり、夫は家を出て行った。不審に思った依頼者が探偵業者に依頼をしたところ、不貞相手と同棲していることが確認できた。離婚と慰謝料を請求したいということで受任。
当初は直接交渉を試みたものの、相手方が交渉を一切拒否したため、離婚調停を申し立てる。決定的な証拠を押さえていたため、後は相手方がどれだけの慰謝料をどうやって支払うのかということだけを詰めていき、早期に調停離婚が成立した。

出来るなら協議離婚交渉で早期に解決をしてしまいたかったのですが、相手方が実家に逃げ込み頑なに話し合いを拒否してしまったので、調停を申し立てることになりました。
紛争は展開に応じて臨機応変に対応していく必要があります。

離婚訴訟を提起するつもりのモラハラ夫に対して婚姻費用分担調停を申し立て、そのまま調停離婚を成立させた事例

女性 30代 会社員(岡山県在住)
夫 40代 公務員 / 婚姻期間:1年未満
キーワード モラルハラスメント 婚姻費用 性的DV 調停

事案と結果の概要

 依頼者と相手方が婚姻してから、望まない性行為や重度のスキンシップを相手方から強要されるようになった。また、依頼者が性行為等を拒絶すると、相手方からモラルハラスメントを受けるようになった。依頼者が耐えかねて別居を開始したところ、相手方から離婚調停を申し立てられ、披露宴のキャンセル代の支払い、結納金の返還、結婚指輪等の代金の支払い、同居期間中の家賃や水道光熱費の支払い等を要求されてきた。
当初は依頼者のみで離婚調停に対応したが、調停は不成立となる。相手方から高額な慰謝料請求を上乗せした訴訟を提起される見込みということで、相談を受けて受任。
受任後、速やかに婚姻費用分担調停を申し立てた。その結果、婚姻費用分担調停の中で離婚そのものの話が進み、披露宴のキャンセル代等を折半したり結納金を半額返還したりする条件で、調停離婚が成立した。

 本件は性的DVや精神的DVの被害を受けている事案ですが、客観的な証拠は不十分でした。そのため、ストレートに慰謝料請求をしても、慰謝料が認められる可能性は低かったです。それどころか紛争が長引いて依頼者の精神的負担がばかりが大きくなるということも予想されました。また、離婚訴訟で最終的に相手方の請求を排斥することができたとしても、紛争が長引くことによる精神的負担に、依頼者がどこまで耐えられるかも悩ましい問題でした。
 そこで、婚姻費用分担調停を申し立てて、紛争が長引けば長引くほど相手方の経済的負担が大きくなるという形を作って、相手方が根負けするように仕向けることにしました。最終的に、こちらも多少の出費をしなければなりませんでしたが、想定していたより早期に解決し、依頼者の精神的負担を最小限に止めることが出来ました。

DV夫が離婚調停に際して子どもとの面会交流を求めてきたのに対し,面会交流を当分見送る形で調停離婚を成立させた事例

女性 40代(岡山県在住)
夫 40代 会社員 / 子供:長男 17歳 二男 9歳 2名 / 婚姻期間:1年未満(ただし初婚のときから換算すると20年以上)
キーワード DV 調停 面会交流

事案と結果の概要

 依頼者は,婚姻直後から相手方から激しい身体的DV(暴力)を振るわれ続けてきた。そして,依頼者は過去に相手方と2回協議離婚をしたものの,その都度子どもとの面会交流を口実に夫から干渉され,復縁することを繰り返してきた。そんな中,依頼者は,夫から激しい暴力を受けて病院に救急搬送され,そのまま夫と別居するようになった。そして依頼者は,別居期間が続くうちに,夫との離婚を決心したので,当事務所が受任。
離婚調停を申し立てたところ,相手方は離婚条件として二男との面会交流を求めてきた。しかしながら,過去に面会交流を通してDV被害が継続してきたことを主張し,二男がある程度成長するまで面会交流を見送るという形で調停離婚を成立させた。

 当初相手方が面会交流を求めてきたとき,調停委員は面会交流をさせることを前提として話を進めていこうとしました。これに対して代理人が強い抗議をして,面会交流を実施することの危険を調停委員と家庭裁判所調査官に理解してもらいました。
一般的には面会交流は子どもの福祉に資すると考えられますが,DVが絡んだ離婚事件で面会交流を安易に考えると,大変なことになります。

DV加害者の夫と交渉をして、協議離婚を段階的に成立させた事例

女性 30代 主婦(岡山県在住)
夫 30代 会社員 / 子供:2名 / 婚姻期間:5~10年
キーワード DV 協議離婚 面会交流

事案と結果の概要

 依頼者は県外で夫と子どもの計4人で生活していた。夫は飲酒すると激しいDVを行い、それが原因で、子どもら2人を連れて地元の岡山に退避。依頼者は相当強い心的外傷を負っており、早期の離婚成立を第一に希望。相手方と子どもらとの面会交流も、面会交流を通して依頼者と相手方と接触することが不可能であるため、当面は見送りたいと希望。
そこで委任を受けて受任通知を発送したところ、相手方から協議離婚に応じるという回答があったため、早急に協議離婚を成立させる。ただし、養育費、財産分与、慰謝料、面会交流等は離婚成立後別途協議するという形にする。

 その後、相手方にも代理人が就き、養育費、財産分与、慰謝料、面会交流を一つずつ決めていって、無事全てが解決した。面会交流については、当面の間は手紙のやり取りで代替することとなった。

 DVの加害者は自分の行動を正当化するタイプが多く、話し合いによる解決をすることが難しいです。しかし本件は珍しく、相手方が自分のやったことに問題があることを認め、深く反省をしていたので、比較的話が進めやすかったです。
その一方で、金銭面の交渉は少々難航しました。この件でもっとも避けなければならないのは、当初相手方が離婚について応じると言ってくれているのに、金銭面での合意が至らないことが原因で、離婚そのものが白紙になってしまうということです。この事態を避けるために、親権以外の離婚条件は積み残しにしておいて、まずは先行して離婚自体を成立させるという手法を取りました。

DV加害者の希望で、離婚に財産分与をした事例

女性 50代 会社員(岡山県在住)
元夫 50代 会社員 / 婚姻期間:5~10年
キーワード DV 交渉 財産分与

事案と結果の概要

 依頼者は、数年前にDV加害者の夫と協議離婚をした。自宅は相手方名義のままだったが、相手方は自宅を出て行き、依頼者がそこに住み続けてきた。それから数年後、相手方から自宅の土地と建物の名義を依頼者に変更して欲しいという希望があった。相手方からの要望は依頼者にとっても望むものであったが、過去に相手方からDV被害を受けていたこともあり、直接相手方と交渉できなかった。

 そこで委任を受けて、相手方と交渉を開始する。離婚後の財産分与として、不動産の登記を移転する合意書面を作成し、登記名義を相手方から依頼者に移転させた。

 権利関係だけ見ると、紛争にすらなっていない、弁護士が介入する必要など全くない事案のように思えます。しかしながら、過去にDVの被害を受けた人は、加害者と接触する事それ自体が耐え難い苦痛となってしまいます。単に判子をつけばいいというだけならまだしも、細かい手続きについて話し合いを進めていかなければならないとなると、かなりハードルが高いです。また、相手方がこちらに有利なことを取り計らおうとしているだけのことでも、何か自分に不利なことを企んでいるのではないかと恐れてしまいます。
そのような場合でも、弁護士が代理人として間に入れば、安心して話を進めることができます。

交際解消を拒否するデートDV加害者に受任通知を送ったら相手方が沈黙した事例

女性 40代 自営業(岡山県在住)
交際相手 40代 歯科医師
キーワード ストーカー デートDV モラルハラスメント 交渉

事案と結果の概要

 依頼者は、相手方と交際中、家賃や家財道具代等の生活費の一部を、相手方に負担してもらっていた。その一方で、相手方は依頼者に対して激しいDV(主にモラルハラスメント)を行っていた。また、交際中に、相手方が負担した生活費について、依頼者に借用書を書かせていた。そして、依頼者が相手方と別れたいと申し出ると、別れたいなら今すぐ貸した金を返せと執拗に迫ってきた。
そこで委任を受け、受任通知を内容証明郵便で発送した。受任通知では、借用書が無効であること、依頼者は相手方に対して慰謝料請求権を有していること、ただし借用書が無効であることについて相手方が異議を述べないのなら慰謝料を請求しないこと等を主張した。
その結果、相手方は代理人弁護士にも依頼者本人にも一切連絡を取って来なくなった。

 デートDV加害者でよくあるのが、別れようとすると、別れる前に自分が使った金を返せと言ってくるタイプです。本質的にはDVなのですが、民事的紛争のような外観を呈するので、警察はすぐには介入しにくいです。このような事案では、弁護士が介入することが非常に適しています。
また、DV加害者の中には権威に弱く、弁護士が代理人に就いただけで一気に消沈してしまうタイプもいます。特にこちらから慰謝料等を請求せず、相手方との関係を絶つこと、相手方からの不当要求を排斥することだけを目的とする場合は、弁護士が受任通知を発送するだけであっさりと終わることがあります。

代理人として介入した結果、ストーカー化しかけていた相手との交際を無事終了させた事案

女性 20代 学生
30代 会社員
キーワード ストーカー デートDV モラルハラスメント 交渉

事案と結果の概要

 依頼者は20代の女性。交際していた男性に日常的にDVを受けており、実際には金銭の貸し借りがないにも関わらず借用書を書かされたりもした。そして、依頼者が別れ話を持ち出すと、別れたかったら金を返せと言ったりして、交際の終了を拒否した。
そこで委任を受けて相手方と折衝し、貸金が存在しないことを確認した。また、依頼者宅には相手方の私物やプレゼントがあったため、これについての返還や精算を行い、示談書を作成して交際を終了させた。

 デートDV加害者が、民事的紛争にかこつけて、被害者を縛り付けようとする典型例です。このような事例で、「ストーカー問題で出来ることは弁護士にはない。警察に相談しなさい」と言っても、警察は民事不介入なので全てを解決することはできません。また、依頼者も相手方の私物を返還する法的義務がありますが、かといって相手方と直接交渉することは困難です。
ストーカー問題で弁護士が出来ることは大きいという好例でした。

受任後1週間で、高額の慰謝料、財産分与、養育費の支払いを認めさせる協議離婚を成立させた事例

女性 40代 専業主婦 (岡山県在住)
夫 40代 会社員 / 子供:1名 / 婚姻期間:10~15年
キーワード 不等価交換 不貞行為 交渉 協議離婚

事案と結果の概要

 依頼者は長らく専業主婦をしていたが、相手方から浮気相手が妊娠し、その相手と一緒になりたいとして離婚を申し出られる。依頼者は何をどうすればよいのかわからない状態で、相談に来る。
そこでまず依頼者と方針について協議し、相手方との復縁は困難であることを確認。金銭的補償を高額にすることを目標に設定する。そして、相手方は早期に離婚を成立させたがっている、自分の職場や浮気相手に迷惑をかかることを危惧している、依頼者には早期に社宅から退去して欲しいと考えていると推測する。
そして、相手方に対して、①通常の裁判基準よりも高額な慰謝料②通常の裁判基準よりも高額な養育費③夫婦共有財産の3分の2の支払いを請求した。その一方で、依頼者からは④早期に社宅から退去する⑤相手方の職場に迷惑もかけないし浮気相手にも一切金銭を請求しないことを約束するという条件を提示した。
相手方は当方の提示した条件を受諾し、受任後1週間で協議離婚が成立した。

 協議離婚において不等価交換をすることが双方にとってプラスになった好例です。
普通に離婚調停を申し立てて慰謝料・財産分与・養育費を請求しても、それなりの結果は出ます。しかし、早期解決を相手方が強く望んでいることを見抜いた結果、安易に調停を申し立てるよりもはるかに大きな成果を得ることが出来ました。
協議離婚では、互いが求めていることやそれぞれの強みと弱みを整理することで、裁判をするよりもよい結果になることがあります。

他の弁護士から断られたDV被害者からの依頼を受任後1ヶ月で解決した事例

女性 20代 アルバイト (愛媛県在住)
夫 20代 会社員 / 子供:1名 / 婚姻期間:~5年
キーワード DV モラルハラスメント 交渉 面会交流

事案と結果の概要

 相手方のDV(主にモラルハラスメント)が原因で依頼者は子どもを連れて別居。依頼者は当初弁護士に依頼せずに自分で調停を申し立てていたが、事情を上手く説明できずに調停委員に状況を理解してもらえなかった。そして相手方が離婚を拒否するため、離婚調停は不成立となり、その上不本意な内容の面会交流調停が成立してしまった。
依頼者は、地元の弁護士に何度も相談に行ったが、「この程度では離婚原因にならない」と言って断られ続けた。また、面会交流の日程調整等を通して、相手方から依頼者へさまざまな要求がなされていき、依頼者は一人では対応できなくなっていった。
そこで委任を受け、交渉の窓口を依頼者から弁護士に変更する。弁護士が代理人になったことに逆上した相手方が依頼者に脅迫的なメールを送ったことで、一時は警察が介入することにもなったが、それをきっかけに相手方も冷静になり、速やかに離婚が成立した。

 結果的に早期に解決しましたが、わかりやすいDV被害の証拠が手元になく、訴訟を提起しても離婚が認められない可能性があった事案です。しかし、交渉の窓口を弁護士にして、依頼者の心身の安全を確保することを最優先としました。
依頼者から事情を聞けば聞くほど、本人だけでの解決が困難あるということがわかる事案でしたが、なかなか他の弁護士が受任してくれなかったというあたりに、DV問題に理解のある弁護士はまだまだ不足しているのだと感じました。

受任後5日で、浮気をした妻と浮気相手が慰謝料を支払う内容の協議離婚が成立した事例

男性 30代 会社員(岡山県在住)
妻 30代 会社員 / 子供:子ども 1名名 / 婚姻期間:婚姻期間 5~10年
キーワード 不貞行為 交渉 協議離婚

事案と結果の概要

 相手方は依頼者に隠れて趣味のサークルの仲間と浮気をしていたが、依頼者は携帯電話のメール等で浮気の証拠を押さえていた。依頼者は、一日でも早い離婚の成立と、可能な範囲での慰謝料の支払いを希望。
依頼を受け、弁護士、依頼者、相手方、浮気相手、相手方の両親の計6人での面会の場をセッティング。相手方は一旦離婚を拒否するが、その日のうちに相手方と浮気相手が慰謝料を分割で支払う内容の協議離婚が成立した。受任から5日で協議離婚が成立した。

 普通に離婚調停を申し立てて慰謝料を請求しても、近い結果は出た事案です。多くの弁護士は、相手方との直接話し合いをさけ、直ぐに調停や裁判に持ち込みたがります。しかし、まず相手方と話し合いをすれば、調停や裁判をやるのと同じ結論がすぐに出せるということもあります。本件ではまず話し合いをすることで、依頼者が最も強く願っていた、一日でも早い離婚の成立が実現できました。

浮気をした妻との親権争いに勝った事例

男性 30代 会社員(岡山県在住)
妻 30代 会社員 / 子供:2名 / 婚姻期間:5~10年
キーワード 不貞行為 慰謝料 親権

事案と結果の概要

 相手方は依頼者に隠れて職場の同僚と浮気をしていたが、依頼者は探偵業者に依頼をして浮気の証拠を押さえていた。しかし、相手方は依頼者の浮気がばれていないものと考え、家を出たのちに性格の不一致を理由とする離婚調停を申し立ててきた。なお、相手方は一旦子どもらを連れて家を出たが、途中で依頼者の下に子どもを預けてきた。相手方は、調停申立において、子どもらの親権を主張していた。
依頼者から相談を受け、まずは子どもらを安易に相手方に返さないよう、保育園や小学校にも事情を説明して、相手方が来ても子どもらを渡さないよう指示をした。その上で、相手方及び浮気相手に対してこちらからも調停を申し立て返した。相手方は当初親権について争おうとしたが、子どもらが依頼者側で安定した生活を送っていることから親権を断念した。また、相手方及ぶ浮気相手が依頼者に慰謝料を払うこととなった。

 依頼者は当初、相手方から求められたら子どもらを相手方に渡さないといけないのかと考えていました。親権争いでは、基本的に子どもらが現在の環境で安定しているかどうかが重視されます。そのため、こちら側で安定した生活をさせるということが非常に重要です。力ずくの取り合いをすることは望ましくありませんが、自分の手元に子どもを監護できる状態を穏当に作り出せたのであれば、これをみすみす手放すようなことだけは絶対にしてはいけません。
本件では、早期に弁護士が受任して適切な手を打つことで、こちらの有利な状況を最大限に生かして調停を進めることができました。また、こちらに有利な状況を固めていたことで話も早く、依頼を受けてから2か月弱で調停成立となりました。

依頼者が不貞関係にある状態で、交渉により協議離婚を成立させた事例

男性 50代 会社員(岡山県在住)
妻 50代 主婦 / 子供:2名 / 婚姻期間:25~30年
キーワード 不等価交換 交渉 協議離婚 有責配偶者

事案と結果の概要

 依頼者と相手方は長らく不仲であり、家庭内別居状態が続いていた。そんな中、依頼者は相手方とは別の女性と交際するようになったが、当該女性と一緒にいる場面を相手方に撮影された。依頼者は、とにかく相手方と離婚したいとして、当事務所に依頼。
受任後、相手方にも代理人弁護士が就いて交渉を行う。依頼者が相手方に相当額の解決金を支払うという形で、早期に協議離婚を成立させた。

 婚姻生活においては相手方の言動にもそれなりに問題があったのですが、借金とか浮気とか暴力とかいったわかりやすくはっきりしたものではありませんでした。そのため、こちらから離婚訴訟を提起しても、有責配偶者からの離婚請求となり、敗訴が必至の事案でした。
その一方で、こちらは多少の解決金を支払ってでもなんとかして離婚したいという強い意思があり、相手方からみても婚姻関係の修復は現実問題としては不可能という問題がありました。そのため、相手方にとって価値のある金銭を提供することで、依頼者にとって価値のある離婚を引き出すという不等価交換を成立させ、早期解決に至りました。
「有責配偶者からの離婚請求なんて無理」と言って最初から依頼を受けない弁護士も少なくありませんが、裁判では思うような結果が出せない事案でも、場合によっては交渉でこちらの望む結果を引き出すことが出来るという事例でした。

こちらが暴力を振るってしまった状況で、相手方と当分の間別居する形の調停を成立させた事例

男性 40代 国家公務員(香川県在住)
妻 40代 主婦 / 子供:2名 / 婚姻期間:10~15年
キーワード 不等価交換 有責配偶者 調停 面会交流

事案と結果の概要

依頼者は相手方と不仲であったところ、相手方に暴力を振るってしまった。相手方は子どもを連れて別居するとともに、DV保護命令の発令を裁判所に申し立ててきた。依頼者に保護命令が発令された後、相手方から高額な慰謝料請求を含めた離婚を請求された。一方、相手方の下での生活に子どもらが問題なく順応出来ているのか不安があったため、こちらからは面会交流の調停を申し立てた。
当初は慰謝料や財産分与が主な争点となっていた。しかし、並行して子どもらに誕生日プレゼントや手紙を送っていくうちに、少しずつ相手方との関係が良好になっていった。最終的に、依頼者が遠隔地に転勤することが決まったことを機に、当分の間単身赴任を兼ねて別居をするという形で、調停が成立した。

当初はいかに慰謝料請求を減額させるかというに焦点を絞っていたのが、思わぬ方向へ展開しました。調停で争う点(財産分与と慰謝料)はきっちりと争いつつも、配慮すべき点(相手方の心身の状態子どもらの福祉)を最大限に配慮して進めていったことで、双方の信頼関係が少しずつ再構築されていったことが、方向転換の大きな原因でしょう。
離婚では争点が多くなりやすいのですが、争う点はしっかり争いつつも、協力できるところはしっかり協力するということも、有効です。

こちらが暴力を振るってしまった状況で、早期に円満な形で離婚調停が成立した事例

男性 30代 会社員(岡山県在住)
妻 30代 パート / 子供:1名
キーワード 不等価交換 有責配偶者 調停

事案と結果の概要

依頼者は相手方と不仲であったところ、相手方に暴力を振るってしまった。相手方は子どもを連れて別居するとともに、DV保護命令の発令を裁判所に申し立ててきた。依頼者に保護命令が発令された後、相手方から離婚調停が申し立てられた。
相手方は離婚と養育費の支払いのみを求めており、慰謝料を請求して来なかった。そのため、速やかに離婚調停を成立させた。その一方で、依頼者と子どもらとの関係は極めて良好であったので、こちらから面会交流調停を申し立て、スムーズに面会についても調停が成立した。

当初依頼者からは、親権を争いたいという希望がありました。しかしながら、別居までに子どもらの世話をしていたのは相手方であったため、親権を取得することはほぼ不可能な状況でした。相手方は紛争を早期に解決させるために慰謝料を請求していないのだと推測できたので、親権を争って紛争が長引いてしまったら、相手方が慰謝料を請求してくる危険がありました。そのため、勝ち目が限りなく低い親権については争わず、早期に離婚調停を成立させて相手方から慰謝料を請求される危険をなくすことを、最優先課題としました。
その結果、離婚調停は速やかに成立しました。また、離婚調停で双方が協力的な関係を築けたため、面会交流もスムーズに進みました。
離婚事件は争点が多くなりがちですが、勝ち目が薄い争点は大胆に切り捨てることで、よい結果が生まれることは少なくありません。

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